保育者の関わる姿勢
- 子どもたちが安心して過ごすことの出来る生活の場を提供していく。
- 子どもたちの人権を尊重し、個性を大切にしながら、のびのびと成長することが出来る環境設定を行っていく。
- 子どもたちの最も身近な大人の一人として、また、人間の基礎をつくる大事な時期に多くの時間を関わる者として、自覚を持ち、子どもたちの範となるような言葉かけや動きを実践する。
- 子どもたちがやさしさや思いやりを持ち、更には基礎的生活習慣を習得し、ルールの大切さを自分自身で感じ取れるような保育を心掛けていく。
一人ひとりを大切にした保育の一例
一人ひとりの個人目標を
設定しています
毎年、個々の子どもの成長に合わせた一人ひとりの個人目標を、ご家庭と園とで一緒に立てています。
>詳しくはこちら子どもたちのお名前は
正確に呼んでいます
子どもたちの名前は、正確に呼ぶこととしています。あだ名や愛称では呼びません。
誕生会について
誕生会当日の献立は、誕生児のリクエストにより作成しています。
写真の誕生日会のおやつは
- クリームカップケーキ ※誕生児のリクエストです。
- 野菜ジュース
クリームは、水切りヨーグルトを加えた、さっぱりとしたクリームにしました。暑い夏にはぴったりです。4歳児クラスは果物やクリームのトッピングを楽しみました!
また、誕生児にプレゼントする花束の色は、一人ひとりに好きな色を聞き、その色をベースにしたものにしています。
クラス編成について
クラスは原則として年齢別にクラス編成を行っています。午前中は基本的に各クラス単位で活動しています。
その一方で、これまでの小規模保育の経験から、異年齢児間の交流も重視しており、幼児クラス(3~5歳児)は、異年齢保育も取り入れています。
異年齢保育のメリット
異年齢保育では、それぞれの子ども達ができることを持ち寄り、協力したり助け合ったりする中で、年長児はやさしさを持って接するとともに、年少児はお兄さんお姉さんへのあこがれを持つ機会となっています。
子ども達が安心して生活出来る場としての環境設定
小梅保育園では、子ども達が日々長い時間を過ごすことに配慮して、出来るだけ原色を廃し、明るくも穏やかな色調を基本とした保育室となるよう心掛けています。
壁面も、子ども達の作品や季節感のあるものを中心に掲示することとしています。
また、園ではキャラクターの使用は控えています。これも、子ども達が穏やかで落ち着いた園生活を送るための設定です。
テレビやビデオを観る時間も、カリキュラムにはありません。
保護者の方々との緊密な連携
小梅保育園では、保護者の方との緊密な連携を大変重視しています。
日々の送迎時のやりとりを細やかに行うことを基本としますが、その他にも過度な保護者負担とならない範囲で、多くの取り組みを行っています。
ご家庭と保育園とで一緒に
決める、今年の目標
子ども達の健やかな成長において、小梅保育園では、ご家庭との緊密な連携及び同じ方向性での取り組みが不可欠であると考えています。そこで、毎年ご家庭と保育園とで一人ひとりのお子様についての目標を立てることにしています。
年に3回、定期的にそれぞれが振り返りを行いながら、ご家庭の想いと園での様子とを伝え合うことで、目標に対する進捗状況の確認を行います。
5月 | 目標設定 ※個人別保護者懇談会にて |
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8月 | 3か月を振り返って |
11月 | 半年を振り返って |
3月 | 1年を振り返って |
※対象:0歳児~5歳児
保育園と保護者の方々
との情報共有について
保育園での生活を知っていただくための取り組み、家庭での状況や保護者の方の要望をうかがう取り組みを積極的に行っています。
- 一緒につくる目標の共有
- 年間・月間指導計画(支援計画)及び週の計画の掲示
- 園だより、クラスだよりなどの配布
- 各種アンケートの実施
- 第三者評価の実施
- 連絡帳アプリ「キッズリー」を通じてのやりとり(0~2歳児)
- 「今日の様子」の掲示(3歳児~)
- 離乳食の進め方について、きめ細やかな家庭との連携
保護者の方が参加できる
行事(全て任意です)
平日【任意】 |
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土曜日【任意】 |
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土曜日【原則参加】 |
※原則、出席をお願いしていますが、 |
ICTを活用した取り組み
スムーズな就学に向けての取り組み
年長児のスムーズな小学校入学に向けて、小梅保育園では「ひまわり組のお楽しみの時間」として、就学に向けて多くの取り組みを行っています。
決して詰め込み型の教育プログラムではありません。お楽しみの時間を通じ多様な体験をする中で、子ども達の興味や好奇心を刺激し、自ら進んで物事に取り組んでいく姿勢や、友達と協力することの大切さ等の習得を目指しています。
その結果として、子ども達が自信と希望を持って就学していくことを目標としています。
①ひまわり組のお楽しみの時間
園内 | 実験や運動、クイズやゲーム、お話などと朝の模写
※1日のまとめとして補助教材も使用します。 |
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園外 | 江戸東京博物館・国立科学博物館・防災館・プラネタリウム等に出かけます。
※園外に出かける時には、どんなところが見どころかを事前に伝えています。 |
交流 | 近隣保育園と定期的に交流し、大きな集団での活動を体験します。
小梅小学校の学校公開に行き、実際の学校の雰囲気を味わいます。 |
対象:年長児
期間:毎月1~2回開催
※お楽しみの時間では、知識や技能の習得だけでなく、「げんきなこころ」の育成にも力を入れています。
自分自身を大切にすること、友だちを思いやることを、様々な活動を通して育んでいきます。
お楽しみ時間の公開保育
※定期的に実施しているひまわり組のお楽しみの時間を土曜日に開催し、保護者の方にもその様子を見ていただく機会も設けています。お子様の長所や課題の共有化を図ります。
②保護者の方の不安の
軽減に向けた取り組み
園では、お子様の就学にあたり、保護者の方の不安を軽減するために多くの取り組みを行っています。
「架け橋お茶会」年長児の保護者と保育園を卒園した児童の保護者との交流会
保育園を卒園した児童の保護者の方に園におこしいただいて、小学校の生活について、気軽に生の声をお聞きする会です。
きめ細やかな個人懇談会の設定
毎年5月の個人懇談会だけでなく、就学先の決まった1月にも、懇談会を開催します。